学力アップのきっかけは誰がつくる?

熊高 済々黌 第一 第二 高専 合格力育成の専門の少人数定員制の明成塾です。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 「感謝でいっぱいです。」(卒塾生)

 昨日塾生のお子さんが笑って言っていました。学校の教室で、ある大手の塾に通っているお子さんたちが、休み時間に必死になってその塾の宿題の解答を写しているという話でした。もちろん、そのような塾に通っているお子さんすべてにこのことが当てはまるわけではないのですが、少なからずそのような「写す作業」を中学と言う大切な時期の勉強としているお子さんもいるということなのでしょう。あくまでも、ひとりの親の立場でみれば、そのような「やらなければならないから形式的に作業する」ことは、ほとんど悲しいことだと思うわけです。とくに、今後の社会においては。ただし、将来、作業要員としての一構成員を目指す方には良いかもしれません。そのような塾側の立場で言えば、その量の宿題をこなせるような生徒を対象にして出しているとなるので、問題はありません。簡単な話で、だされた量をこなせない人が写すだけの作業要員となっているのです。いわば、その多くは「できる層の引き立て役」として貢献しているようにもみえますので、大げさな言い方になりますが、ある意味で社会の縮図(階層化)が成り立っているのかもしれないですね。

「感謝でいっぱいです。」

 すこし世間話が長くなりました。3月の最後の授業日にあるお子さん(当時中3)と保護者が挨拶にこられ言われたことばです。どのお子さんに対してもそうですが、悔いのないようにやれるだけのことをやっています。塾生(特に真摯に努力する塾生)の努力する生き方には、私の方も出会えたことに心より「感謝」しています。
 お子さんひとりひとりには個性があります。しかし、この個性という言葉が曲者です。例えば、ある教科が苦手な場合に、保護者の方が「うちの子は集中して暗記できないんです。」などと言われることもありますし、「数学は嫌いみたいです」などと言われることもあります。そしてまるでそれがお子さんの「個性」のように。ほとんどの場合、できない理由の分析と、どのような分野ができないのかの分析が必要とされるだけの話であり、その対処とされる適切な方法での学習と学習時間が必要とされるだけです。これは、当然のことですが「写す作業」ではありません。入塾されたお子さんたちが、この塾を分岐点として変わってゆく姿を見てきましたし、今も見ています。中学生で学習習慣が入塾時にできていないお子さんもいますが、入塾初日から変わっていくことが多いです(むしろそのようなお子さんに出会っているだけかもしれないですが)。宿題が大量にあるような塾から転塾してこられるお子さんの場合には、学習習慣はある程度できているのですが、自律型への転換に多少時間がかかります。自律型とは、自己が計画して行動するということです。詳しくは入塾の際に話をしています。だれが学力アップのきっかけをつくるのでしょうか。私は、これまでの経験から保護者の方だと思っています。
 
 学力の裏話をすると(これは一般には口にしないのですが)、例えば熊高や済々黌高、第一高校志望の塾生のお子さんの家では、まわりにそのレベルの高校(あるいはそのレベルの高校からいける大学)に行かれた方がいる場合がかなり多いです。「あそこはおにいちゃんも済々黌だから」といった話はよくありますし、塾生では「姉は熊高で弟は済々黌」なんていうのもあります。実はこのようなことがおきるのは、能力の違いというよりもむしろ「基準値の底辺についての暗黙の了解」がご家庭にあると言ったほうが良いです。それもいいようによっては能力なのでしょうが。「子供の好きなところで」と言われる場合にも、内心では「すくなくとも○○高校には、、、」というように。単に、「がんばって○○高校に行ってね」というご家庭とは、「気」が違うと思います。このようなことを書くのは、一般論になりますが、ご家庭で基準値の底辺を最初から上げていくと無意識のレベルでお子さんの基準値も上がると思うからです。

 
 小学生、中学生で将来、熊高、済々黌高、第一、第二、高専などへの進学を希望される方は、お気軽にご相談下さい。出会えるお子さんは限られていますが、本気で努力するお子さんとの出会いに感謝し、この塾がお子様の学力アップの分岐点になるようにしていきます。

ご参考

これまでの塾生の在籍中学)明成塾という小さな専門塾に多くの中学の生徒さんが来られています

西山中 三和中学 藤園中学 井芹中学 白川中学 城西中学 飽田中学 花陵中学 力合中学 出水中学 出水南中学 下益城城南中学 河内中学 熊大附属中学 信愛女学院中学 九州学院中学 文徳中学

 

 

学力は変えられます。ここでは、大幅に学力を伸ばすお子さんばかりです。本気で学力を伸ばしたい方は、お気軽にお問合せ下さい。

ご相談はこちら⇒明成塾(お問合わせ)

*本当に学力を伸ばしたいお子さんと出会えればと思います。なお残席のない場合はご了承ください。

最新のお知らせはこちら